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日本ラブスプーン協会Japan Lovespoon Association |
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ラブスプーン讃歌
現代社会の行き過ぎた工業化・自動化が、人間の生きる世界を狭め人間性が阻害されるこの世の中で、言葉だけで愛を伝えるのが難しくなっています。言葉においても、紙の手紙から電子の手紙へとバーチャルなものへと移行し、この傾向を助長しています。思っていることをモノという形で表し、目に見えて残るもので伝えていくことが出来たらどうでしょうか。状況はずっと良くなると思いませんか。自動機械が作る物でそれが可能でしょうか。と、問うものであります。
一人一人の思いを表現出来るモノは、作り手もこの思いに共鳴することが必要です。しかし、モノで思いを伝えるためには、何かお互いの決まりのようなもの、プロトコルが必要になります。ここに350年以上も前からこのことに気づいていた民族がいます。それを実行してきた文化があります。それがイギリスのWalesの人々であり、木彫りの文化"Welsh lovespoon"です。ケルトのラブスプーンと呼ぶ人もいます。愛情、感謝、敬意、祝意など、相手に伝えるメッセージに違いはありますが、共通しているのは相手との一体感です。一本の木から思いを彫り出す発想が秀逸です。今こそ、このような手仕事の役割と価値を見直すときです。新しい形を求めながら、多様な手仕事を人間を重視する価値観のもとで育てていくべき時代が来ています。
ラブスプーンを習って創る立場と、それに魅入られてこれを普及させたいと願う立場が協働して賛美出来るのが、ラブスプーンの持つ純粋性・物語性であり、希に見る力強いメッセージ力です。しかし、愛を伝える力を持ったラブスプーンを単に広めることを喜びとするのではありません。贈る人と受取る人そして創る人が、ラブスプーンの持つ力で幸せを感じることが出来て、もっと質の高い楽しい人生を生きる力を得ることが出来れば、これは賛美に値します。ラブスプーンは愛と幸せの確認の仲立ちをするのです。
ラブスプーンは素朴です。装飾に用いるシンボルはシンプルです。それ故に想像力が働き思いが伝わります。しかし、文化的な背景によって人々の受け取り方は変化し、時代によっても変わります。Walesで生まれた大きな力を、現代的に地域文化の状況に合わせてデザインすることが重要です。それが創るアートであり、イギリスで、そして日本で始まっています。創り手と贈り手や使い手が協働すれば、そのアートは、愛、愛情、感謝、敬意、祝意などのコミュニケーションという別の形のアートの世界につながります。 | |
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